フリマアプリ「メルカリ」が、生成AI・大規模言語モデル(LLM)の専門チームを新設したことを発表しました。
AI専門チームの発足で、メルカリのサービスはどのように変わっていくのでしょうか?
この記事は、メルカリ公式サイトのお知らせを引用しています。
https://about.mercari.com/press/news/articles/20230501_generativeai/
メルカリが生成AI・大規模言語モデル活用の専門チームを新設!
フリマアプリで有名な「メルカリ」が、生成AI・大規模言語モデル(LLM)の活用を通じたメルカリグループ内の生産性向上、プロダクト実装による課題解決を目的に、生成AI/LLM専門チームを新設しました。
生成AI/LLM専門チーム発足の背景
生成AI/LLMの登場で、今後様々な分野でのイノベーションが期待されています。
メルカリグループ内においても、多くの用途でAI活用の可能性が秘められているため、専門チームを通じた環境整備を行っていくようです。
また、メルカリのミッション「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」を実現し、より成果を高めることを目指しています。
メルカリのAIに関する取り組み
メルカリには2017年からAIチームがあり、「mercari AI」というサイトも運営しています。
メルカリでは膨大なデータが、日々蓄積されていくため、AIを活用したUI/UX改善だけでなく、お客さま一人ひとりにパーソナライズされたサービス開発を行っています。
メルカリに実装されているAI技術
メルカリでは、次のようなAI技術が活用されています。
- パーソナライゼーション:お客様一人ひとりに合った最適なコンテンツの提供
- MLプラットフォーム:機械学習(Machine Learning)を促進するプラットフォーム
- AI出品:写真撮影・商品説明のAI活用
- 自動違反検知:月間数百万人のユーザーが行う取引をAIベースで監視
このページで、メルカリのAI技術についてさらに詳しい説明が見れます。
メルカリで2017年からAI技術が研究されていたのは、正直驚きでした。
まとめ:メルカリのAI活用をこれからも追いかけよう
今回の生成AI/LLM専門チームの発足で、メルカリはさらなるAI活用をしていくことが予想されます。
- 出品する商品のAI画像生成・文章生成
- 適正価格の提案
など、少し想像するだけでも様々なAI活用が思いつきます。
これからのメルカリのAI活用に、ぜひ注目していきましょう。
最後に:日本最大のAIデータベースを運営しています!
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